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トリックオアトリートって、ヒューイットがミヒロを襲いにいく日じゃないの?
とか思ってですね。
ミヒロさんはお菓子なんて用意してますけど、そんなん関係ないだろ。襲わせろ。
というのが、この日の醍醐味ではないですか。
ちなみに、バレンタインは催淫剤をチョコレートに仕込む日。
ホワイトデーは無理矢理三倍返してもらう日。
誕生日プレゼントももちろん、ヒューイット自身です。
ミヒロはことごとく先読みしてことごとく阻止をはかるんですけど、最終的には毎回力押しされちゃうんですね。
どうせ、その気になればしつこいのはミヒロなんでしょ。
BLですね。
とても、BLです。
あんまり見ないものだとしても、とてもBLです。
本文はつづきからどうぞ。
「お菓子をくれないと、悪戯していいんだってな」
「お菓子あげるから、大人しくしてなさい」
十月末のハロウィン。
魔法の世界ではお菓子か悪戯ではなくて、お菓子を上げる日ということになっている。
俺たちの世界のお菓子関連のイベントはすぐさま取り入れたがる魔法の世界なのだが、何故か、正しく伝わるということがない。
バレンタインはチョコを渡すというだけの日だし、ホワイトデーは飴を渡すだけの日。
「だいたい、ハロウィンの仮装はどうした仮装は」
「しているだろ?ミヒロの世界の服だ」
「お化けの仮装!」
ただのイケメンと化している仮装がいいんじゃなくて、お化けの仮装をして言うべきことだ。
しかも子供がするべきことであって、軽く何百とかいってる竜がするべきことじゃない。
「人間に仮装してるようなもんだからいいじゃねぇか」
「人間化け物か」
「俺達にとっちゃそんなもんだよ」
そうかもしれない。
しかし、やはり釈然としない。
「て、いうか、何脱がそうとしてるの?俺、お菓子あげたじゃん」
ヒューイットはしっかりと、俺からお菓子を受け取った。
しかし、それはそれ、これはこれと言わんばかりに、俺の服を脱がそうとしていた。
「ミヒロに悪戯されようと思って」
「しないし、尋ねてないからね!?」
「しろよ。尋ねろよ。菓子なんてやらねぇから」
「いやいやいや、強制することじゃないっていうか、どこ触ってんの!そんで、誰にこんなこと入れ知恵されたの!??」
俺がヒューイットの手を掴んで止めつつ、尋ねると、ヒューイットはいつものごとく素直に答えてくれた。
「ユキ」
「くそ、あの愚弟ッ、マジコロス!」
「いたずらは性的なことが定番だともいっていた」
「だからって、実行するな!盛るな!今、時期はずれもいいところだろが!」
「人間は万年発情期だろ?」
「くっそ!くっそ!」
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