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会長がエロ臭い人なのに、偉そうにスキスキ!
してるといいなと思って。
所謂バ会長の類なんですが。
そう思ったら、うちの会長は偉そうに胸を張って、俺が○○を好きなのは当たり前だろうがこの世の摂理だぞっていいそうですね。
大体そんなですね。
うっかりでした。
つまり、いつもどおりです。
全身全霊で会長おとしたと思ってる人×とりあえず黙らせておかないと他の奴らにとられちまうからのたぶんバ会長
つまり攻もいつもどおりですよ。
本文は続きからどうぞ
歩く十八禁とまでいわれた男がいた。
簡単に言うと、その男をものにしてしまった俺は現在、いわれのないことを言われている。
「なぁ、乙女チックメーカーってなんだ?」
歩く十八禁は、絶望したような顔で俺を見る。
「う、浮気か……っ」
「いや、だから、乙女チックメーカーって」
俺の腹に顔を押しつけて離れない歩く十八禁の恋人は、早とちりして鼻声をだした。
「おま、おまえがっ、俺を捨てようったって、俺は離れてなんてやんねぇからな!」
それは結構な話であるし、俺も離れてやるつもりはさらさらない。
むしろ可愛がってベタベタに甘やかし、俺以外にはフラグのフの字が立たないほどに見せ付け、誰も寄せ付けないくらいにしたい。
「おまえが、みりょく、てきなのはしかたねぇけどっ」
次第に勢いがなくなり萎れていく恋人の声を聞き、恋人の背中を撫でる。
「しかたねぇの?俺が他にとられるのは」
「仕方なくねぇ!」
顔をあげた恋人に、にこりと貼りつけた笑みを向けてやる。
恋人が眉間に寄せた皺をのばし、精一杯驚いていた。すぐあとに嘘泣きがばれた事に舌打ちしたそうな、ばつわるそうな顔になる。
「で、乙女チックメーカーってなんだ?」
「俺が、おまえにときめいてんのが、おまえの仕業だっつう話」
「それはしかたねぇな。口説いてんのにときめいてもらわねぇと、俺も不安じゃねぇか」
恋人の表情が先程から忙しい。
口説くという言葉に喜色が満面にひろがり、俺も不安という言葉に、胡散臭いものを見るような顔をされた。
「不安?」
「だってそうだろ?浮気ならおまえのほうが……歩く十八禁伊達じゃねぇし」
終には腹立たしそうな顔をされる。
「浮気なんてしねぇよ。おまえ以外に誰が相手になんだよ。前も後ろも清いもんだよ。さっさと手ぇだせよ。全部やるから」
俺はいつも、全身全霊を持って恋人を口説いていたが、恋人にはいつも負けてしまう。
惚れた方が負けとはよくいうもんだ。
「全部なぁ」
「おう。全部だ」
嬉しそうに頷く恋人の背中に手を置いたまま、恋人の耳に顔を寄せる。
「そういうのは二人きりの時にな」
急いで離れていった顔が少し赤く、非常に複雑そうだ。
「だから、乙女チックメーカーって言われんだよ……!」
「だから、なんだよソレは」
友人にきいても恋人にきいても教えてくれなくて、困ったもんである。
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