書きなぐり 春日井和平さんの日常 忍者ブログ

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今日はなんとなく書きなぐりをいっぱいさらす。

料理班長の日常。

「俺ラーメン!」
「俺唐揚げ定食ッ」
「……実家帰っていいか?」
放課後。
珍しく風紀委員室で委員長とその恋人と玉露茶を飲むという、なんとも渋いことをしていたのがよくなかったか。
一年の元気な野郎どもが俺に注文を寄越す。
「おまえら食堂行ってこい」
委員長が呆れたようにいうと、一年生は首を振る。
「食堂とか、敷居たかいっすよ」
俺の敷居が低いというのか。そうか。わかった。と俺は頷くと、なおも何か言おうとしている委員長…高梨を止める。
「今から作ってやるから1週間待て。その間何も食うなよ?食ったら笹井先輩の料理食わせる」
「え?」
「異論はないな。さぁ、まずは鍋から用意だな…」
俺が重い腰をあげたところで一年生は真っ青になっていた。
「ちょっとした冗談だ」
あからさまにほっとした後輩を尻目に俺は携帯を取り出す。
短縮5番。
「ああ、笹井先輩?今どこすか?ああ…じゃあ、今すぐ来てください。後輩がラーメンと唐揚げ定食をご所望です。先輩の手料理が食べたいんですって」
かわいい後輩ですね。と電話を切った。
その手料理、恐ろしくまずい。まずいが、本人は調理好きである。喜んでくるだろう。
「あの子ら死んだねぇ」
呑気に感想をのべ、玉露茶をすする委員長の恋人有村。
「春日井に注文するからだ…」
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