書きなぐり リア充と罵ってくれてかまわない 忍者ブログ

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とつぜん、うちの腐男子の智ちゃんがそういうシーンが思い浮かんだので、書きなぐってみました。
だいたいそういう雰囲気のオチとなるのが、腐男子智ちゃんらしいというか。
とりあえず、龍哉が早く原稿終わらせないとお預けだとかいうから、いっつも頑張ってしまうというそういうね。
龍哉さんは、いつでも、金になればすきにすればいいという態度なんだけど、自分の利になりそうにないことにかまけてる智ちゃんがちょっと、かなり気に食わない。
俺との時間を減らさないならまぁ、いい。みたいなことを言わないくせに、実行させるという。
悪い男だな。

そんな悪女ならぬ、悪男な話のような、そうでもないような?


本文はつづきから。





「ねぇ、ダーリン。こっちむーいて」
「…なんで、カバなんだ?」
「いや、あれ、妖精らしいよ」
認めない。と呟いた恋人は、先ほどまでイベント用の原稿をしていた俺の近くでレポートをしていた。
それはもう、恐ろしいタイピングの速さで。
俺に、そのゴールドフィンガーください。
毎回思うんだけど、本当。
そのレポートの内容は、経済で、図とか表とかもあるのに、どうしてあんな素早いタイプを長時間必要とするのだろう。もしかして、レポートじゃないものもやってたりするんだろうか。
俺はなんとかエンドマークをつけた話を保存して、愛しのダーリンというかハニーに声をかけた。
「すごいタイプしてたと思うんだけど」
「あー…日記がな」
「え、ブログとか?」
「いや、個人的な、誰にも見せない、けど、毎日は書かない日記だ」
その日記、見てみたいけれど、見たくはない。
それ、俺が原稿してるときで一緒にいるときは必ず付けてない?
恨みつらみとか俺のお間抜けなこと書いてない?
怖い。うちのダーリン超怖い。
それを長時間タイプ。素早くタイプ。考える暇とかほとんどないんじゃないのって勢い。
「見るか?」
「いえ、怖いので、みません」
いい子だ。といって、後ろにいた俺に手を伸ばしたスイートハニーは色気ムンムン。俺のやる気はムクムク。
「レポート終わってる?」
「見直しているだけだから、今すぐ切れる」
後頭部をつかまれて、引き寄せられたら、素直にキスしてしまう。
抵抗はない。むしろヤりたい。
「原稿終わるまでキスもお預けとか、辛かったデス」
「だったら、もっと計画的に、な…?」
何度も何度も角度を変えて、その気にさせるためにキスをする。
合間合間に会話をすると、ハニーがそれらしいことをそれらしく言ってくれる。
そういうのができないってわかってるから、うんと頷くと、ハニー…龍哉は鼻で笑うだけなんだけれど。
結局毎回、締切っていってる、五日~三日前には終わってしまうのは、龍哉が不足して耐えられないから、締切より追い込まれてしまうからだ。
リア充と罵ってくれてかまわない。
「龍哉、ベッドまで、もたない…」
「せめて…ソファ」
こたつ机の傍にいる龍哉に微笑む。
「無理」
なんだかんだ言って、俺よりもえるくせに。
原稿後の身体に鞭打った俺はすぐにダウン。
俺の短い髪を撫でながら、龍哉が喉で笑う。
ああ、なんかまた悪いこと考えてるなぁ。って思いながら、俺は意識を飛ばす。
お休み世界。おやすみマイスイートラバー。
「今回は新記録だな」
…これが、龍哉が接触禁止してから原稿終わるまでの時間とは、誰も思うまいよ。


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